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過敏性腸症候群・疼痛治療の元氣堂鍼灸院|横浜・保土ケ谷

お腹の張り・下痢


20代 男性
やや痩せている筋肉質タイプ。3~4か月前から、下痢、おならが多くなり、それがつらくて2か月前に内科を受診した。過敏性腸症候群と診断され、整腸剤とガスを止める薬を処方されたが、1か月服用しても病状に変化がない。そこで鍼灸の治療を受診することにした。お腹の張り、おなら・げっぷが多い、1日に2~3回の下痢といった主な症状に、胃痛や、食欲不振背中のこりをともなう。5年前に痔瘻を経験したことがある。
触診するとお腹や背中の筋肉が張っている。唇の色が紫がかっていて、あまりいい色を呈していない。舌の苔も厚く、胃腸のはたらきが悪いことを示している。この症状に対する鍼灸治療は初めてということだが、治療を始めてから3回目までに下痢の回数が減り、1日おき1日に1回となる。またおならに悪臭をともなっていたのも徐々に改善する。治療は1週間に1度としたが、治療開始後ひと月半で症状の7割ほど改善した気がする、とのこと。下痢は1週間に1度程度まで減り、食欲もふえてきた。舌の苔も薄くなっており、顔や唇の血色も以前よりつやがでてきた。2か月目には8割が改善している。この状態がしばらく続けば、あと数回で治療を終える予定でいる。

 

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