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副鼻腔炎(ちくのう)


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[主訴] 副鼻腔炎
40代 女性                 
[症状] X線写真では顔面の左半分が真っ白な状態(副鼻腔に膿が溜まっていることを示す)。鼻水がのどの後ろに流れる不快な症状が続いている。 早朝、緑~白色の鼻汁が出る。

耳鼻咽喉科では外科手術を勧められるが、家庭の事情で入院することができない。 そのため抗生物質を飲んで、副鼻腔の炎症を抑えようとするものの、胃腸が弱く下痢をしてしまうため、針灸治療を試みる。                 

[治療] この患者さんに対して、週一回のペースで半年ほど治療をおこなう。ある朝目覚めると、ごっそりと鼻の内容物(変色した膿のようなもの)が出ていた。そのため耳鼻咽喉科のX線写真で鼻の様子を確認すると、真っ白に写っていた左顔面部が、かなりの部分で白さが取れ改善されている。この状態では「手術する必要はない」と言われてひと安心している。鼻水がのどの後ろに流れる不快な症状も改善されたため、針灸治療を終了とした。
[主訴] 副鼻腔炎
[初診] 平成19年6月 20代 男性                 
[現病歴] 幼児期からちくのうで耳鼻科に通院していた。しばらく症状は治まっていたが、半年以上前から臭いのある黄色い粘り気のある鼻水がでる。耳鼻咽喉科での治療でもなかなか改善しないので、治療をおこなう。                 
[診断] 湿熱
[治療方針] からだの余分な湿気を取り除き、熱を冷ます。
[経過] 初診の直後から鼻の通りが良くなるのを自覚する。数日後、鼻から血の混ざった棒状のネバネバしたものが出てくると、さらに症状が緩解する。治療は眉間あるいは、頭部に加えて全身のツボを用いた。  鼻をはさんで胃の経絡が流れているので、胃腸を調節するツボを用いることもちくのうには良い。

 

治験例 副鼻腔炎(ちくのう) 治験例   コメント:0