喘息
喘息
[主訴] | 喘息の発作 |
[初診] | 平成19年6月 30代 男性 |
[現病歴] | 数日前から喘息の発作が起こる。横になるのが苦しい。息を吸い込みづらい。 症例は、こどものころからよく喘息の発作になやまされる。 1年に2回、梅雨時と秋から冬にかけて1週間くらいの発作が起こることが多い。 体質改善をはかるために、初めての針灸治療にのぞむ。 |
[診断] | 気陰両虚 痰飲 |
[治療方針] | 針とお灸による治療で体力を補い、同時に全身の水分代謝をととのえる。 |
[経過] | 初診の翌日、呼吸のし易さが劇的に改善する。背中の肩甲骨のあいだを中心に鍼と灸による治療をおこない、手と足のつぼを用いて水分の代謝を調えた結果である。 しかし、その日のうちに仕事の疲れからまた症状が悪化。その後、同様の治療を2回続けることにより症状は緩解する。 現在、自宅で簡単にできるお灸をおこないながら、体質改善をめざして週に1、2度の針灸治療を継続中である。 |