過敏性腸症候群(IBS)・頭痛・生理痛・腰痛・五十肩・座骨神経痛・腱鞘炎|横浜・保土ケ谷・天王町

過敏性腸症候群・疼痛治療の元氣堂鍼灸院|横浜・保土ケ谷

妊娠・出産のための体づくり


症例) 30代後半 女性
結婚して5年。2年前に6週での流産を経験している。年齢的に30代の後半にさしかかってきたこともあり、半年前から婦人科で不妊に関する検査を受けることにした。そこでは夫婦ともに妊娠するにあたり器質的に大きな異常がみられなかったので、今のところタイミング療法を行っている段階。できるだけ自然なかたちでの妊娠を望んでおり、漢方薬も3か月前から服用している。生理痛はほとんどないが、ときどき不正出血することがある。パートナーの精子にも異常はみられない。

 

時間的に不規則な仕事をされており、身体は疲れ気味。ストレスは常に感じている。そのようにストレスでイライラするときには、甘いもの(好きなチョコレート)に頼ってしまう。年齢的に30代の後半にさしかかってきたこともあり、腎気を調節する治療に加えて、疲労回復、およびストレスで悪化した気の流れを快復することを目標に治療を行った。それとお腹に触れると、下腹部が冷えていたので、その部分をとくにお灸で温めるようにした。生理の前後に鍼灸治療を行うことにしたが、すぐにそれまではあいまいだった高温期と低温期の差がはっきりとしはじめ、不正出血も見られないようになってきた。自宅でもお灸をしていただくことにしたが、徐々に手足の冷えも改善してきた。鍼灸治療を始めてから5か月後に妊娠検査薬と基礎体温表で妊娠を確認することができた。その後も出産まで三陰交のお灸を継続していただき、無事に出産することができた。このようなケースは男女ともに年齢的にも比較的に若く、条件が整っていたからこその結果である。不妊治療はこのようにハッピーエンドのことばかりではない。
不妊治療に関して、鍼灸や漢方薬にできることは、とても狭い範囲に限定されている。たとえば排卵を誘発したり卵管を通すとか人工授精、顕微授精などはまったくもって手がとどかない。不妊専門医の為すべきところにある。ただし、鍼灸や漢方薬には、それらの西洋医学的な治療により、疲弊した心身の回復、基礎となる男女の体力づくり、女性の生理周期の乱れを改善してメリハリのある生理周期に近づけること、ストレスによる気滞の解消などさまざまな貢献ができる。不妊治療の現状をみると、西洋医学的な治療は突き進む感じで、頼りがいはあるが、それだけに心身の消耗もいちじるしい。東洋医学は地味ではあるが縁の下の力持ち的な存在でしっかり消耗された体をサポートできる。

 

治験例 治験例 生理痛   コメント:0

生理痛2


40代 女性
周期24日、期間6日。
生理のとき、下腹部に絞られるような激しい痛み有り。出血量・血塊などはともに少ない。2年前から低用量ピルを服用して、痛みをコントロールしている。生理の前に食欲低下。イライラがある。痛みがひどいときには、ロキソニン服用(6~7回/日)。できれば自然な生理が来て、痛みを伴わなくなることを希望して来院された。これまでいろいろな治療を受けたがあまり芳しい効果は得られなかった。

舌を診させていただくと紫暗色。手足はいつも冷たく、自覚的にお腹が冷えている。下痢しやすい体質という。この方は下腹部を中心にかなり冷えているので、主にお灸を使って、温める治療を行うことにした。関元、三陰交が発赤するまでお灸をすると気分がいいとおっしゃる。生理の前と後に治療を続けて行うと、3か月ほどで痛みが半減、半年後には生理時に痛み止めを飲まなくても生活できるようになった。その後も痛みのない生理を過ごすために月に一度のペースで鍼灸治療を継続している。

 

治験例 生理痛   コメント:0

生理痛


mgr.gif生理痛mgr.gif

[主訴] 生理痛
20代 女性
[症状] 生理前になると絞られるような激しい痛みが下腹部から腰におこる。周期は29日。 生理が始まってから終わるまでは10日間。

出血量は少ない。 色は黒みがかった赤色をしている。 生理の前にイライラすることがある。

生理前や生理中に乳房が張る。 ときどき生理期間中に高熱が出る。

[治療] 生理期間を挟んで月に2回の治療をおこなう。生理の始まる直前には子宮からの出血をスムースにするツボに対して鍼灸治療をおこなう。

また生理の終了後には、血液を出し終えた子宮の疲労回復のための針灸治療をおこなう。

この月に二回の治療を半年ほど継続することで激しい生理痛から開放されることになった。

生理前のイライラや生理期間中に高熱が出ることもなくなった。

生理痛は「痛み止めの薬」を服用するよりも、針灸治療のほうが意外にも効果あり!

 

症例) 40代 女性
周期24日、期間6日。
生理のとき、下腹部に絞られるような激しい痛み有り。出血量・血塊などはともに少ない。2年前から低用量ピルを服用して、痛みをコントロールしている。生理の前に食欲低下。イライラがある。痛みがひどいときには、ロキソニン服用(6~7回/日)。できれば自然な生理が来て、痛みを伴わなくなることを希望して来院された。これまでいろいろな治療を受けたがあまり芳しい効果は得られなかった。

 

舌を診させていただくと紫暗色。手足はいつも冷たく、自覚的にお腹が冷えている。下痢しやすい体質という。この方は下腹部を中心にかなり冷えているので、主にお灸を使って、温める治療を行うことにした。関元、三陰交が発赤するまでお灸をすると気分がいいとおっしゃる。生理の前と後に治療を続けて行うと、3か月ほどで痛みが半減、半年後には生理時に痛み止めを飲まなくても生活できるようになった。その後も痛みのない生理を過ごすために月に一度のペースで鍼灸治療を継続している。

 

治験例 治験例 生理痛   コメント:0