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第7号 ~ やっぱり運動!(2006年5月)


0605「風薫る五月」。
ようやく過ごしやすい季節になりました。
今回の元氣堂通信は運動についてお話します。
運動するということが、少しでも身近なものになれば幸いです。

 

さて中医学では、病気になる原因のひとつとして運動不足をあげています。
長いあいだ運動不足がつづくと筋肉や骨がもろくなり、胃腸のはたらきも低下するので、病気にたいする抵抗力がおちてくるからです。
もちろん、ひとが「病気をせずに生活する」ということは、さまざまな因子の上に成り立ちます。
運動さえしていれば良いわけではなく、食事にさえ注意していれば良いわけでもありません。
食事、睡眠、仕事、ストレス、そして運動などがバランスよく調和をたもつことで健康は維持されます。
それらのいずれかが極端に多すぎても少なすぎてもからだは反応をおこします。
そして、それが積み重なることで病気になります。

 

さて、今回のテーマとなる運動。具体的にどんなことをすればいいのでしょうか?
結論から先に言ってしまえば、運動法など千差万別であり、ひとつだけの答えなどありえません。
しかし、スポーツジムで筋肉を鍛え、ジョギングに汗を流し、スイミングすることだけが運動のすべてでないことは確かです。
わざわざお金をかけなくとも運動はできるのです。

 

たとえば、掃除をそうきんがけにする、交通機関にできるだけたよらないで自分の足で歩く(交通機関往復依存から片道依存へ)、手足の指を爪先にいたるまでマッサージをする、半身浴でたんねんに足首を回す、就寝前の吐くこと意識した深呼吸などは心がけしだいで日常生活に取り入れることのできる立派な運動です。

 

むずかしいのは自分がつづけることができそうな運動法を選ぶこと、それを三日坊主に終わらせないように工夫することです。
いかに自分の生活サイクルに組み込んで、「やらなければいられない身体」にするかがポイントです。

 

運動は大切だとわかっているが、時間がないという方、これらの簡単な運動を生活サイクルにぜひ組み込んでみてください。
しばらく継続していくうちに変わっていく身体を感じることができるはずです。少しずつ健康になる自分自身を体感していければしめたものです。
そこまでいけば、やらされていた運動も進んで行うことができます。必然的に、いまあなたが受けている治療の効果もグンと増します。
ぜひ御一考ください。

 

元氣堂通信 第07号 やっぱり運動!   コメント:0