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膝痛


膝関節のしくみの特徴

 

股間節や足関節は-方の骨がくぼみ、他方の骨がその中にしっかりはまって安定した構造になっています。
これに対して膝関節は平らな骨どうしが向かい合い、すねの骨の表面を腿の骨が滑るように動くという特殊な構造になっています。
膝関節は腿の骨である大腿骨、脛骨と腓骨、膝蓋骨(膝のお皿)の4つの骨からできており、骨どうしは靭帯、半月板などの組織によって安定性が得られています。
靭帯は内側側副靭帯、外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯の4本があり、膝が必要以上にずれないようにする役目をしています。
また半月板は内側と外側に1つずつありクッションの役目をしています。
このように膝関節は4つの骨、4本の靭帯、2枚の半月板から組成されるとても複雑な構造となっています。

これらの関節を構成する組織のいずれかに不調が出ると、それが連鎖して膝関節は安定を欠くようになり、容易に痛みを発します。

膝関節の不調を防ぐためには、下肢の筋肉を十分に鍛えて、筋力を維持しておく必要があります。

 

症例) 50代 男性
ひと月以上前から左の膝が痛い。むくんでおり、じっさいに触れると少し熱い。仕事では、一日中、立ったり座ったりをくりかえしている。ここ2週間は、膝を深く曲げることができず、仕事にさし障りが出ている。夜中、ズキズキして眠ることができない。その他の症状として、尿が出づらい、腰も重いとおっしゃる。

 

体形的にかっぷくのいいタイプでしたので、長期的にはダイエットすることを提案したが、急場をしのぐためにも鍼灸ですばやく痛みを取らなくてはならない。この方の場合、左膝の周囲だけでなく、下肢が全体にむくんでおり、さらに腰も張っているため、下半身の循環を改善する必要がある。腰部には尿の排泄を良くして水分代謝を調えるツボがあるので、それを選び、さらに患部では膝周囲の痛みを取り除くツボに対する治療を行った。鍼で膝周囲のツボに浅く刺入して、患部の熱を取る。また腰部や足全体に治療を加えて、尿が出づらい、腰も重いといった症状の回復をはかった。数回は連続して通院して頂き、その治療により、膝周囲の熱が引き、むくみも取れた。夜中、ズキズキして眠ることができない、とおっしゃっていたがそれも改善した。痛みが7割改善するまでにひと月半かかったが、さし障りなく膝を曲げて仕事ができるようになった。運動による体重減少が再発を予防するポイントとなることをお話しして、治療を終えた。

 

治療風景 治療風景 膝痛   コメント:0

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